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世界で最も魅力的な交通障害物

2009/02/07~2009/02/13 ドイツ ロマンチック街道・スイス アルプス・パリ 7日間  day4
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ベルンと言えば、大聖堂や時計塔が有名なんですが、忘れてはならないのが 『石造彫刻の美しい噴水』。
計11個あるこの噴水は、ユネスコ世界文化遺産にも登録されているベルンの町の景観を彩り、今では名物になっているのですが、16世紀に作られた数多くの噴水が車道のど真ん中にあることから「世界で最も魅力的な交通障害物」とも言われているようです。
確かに トラムレールが噴水を避けて作られています(笑)。

因みに 上の写真は 「ツェーリンゲンの噴水」で、甲冑に身を固めた熊がツェーリンゲン公国の旗を持っている。ベルンの町を創設したという豪族ツェーリンゲンを表しているそうです。
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11ある噴水には、どれも1つ1つ意味があり、興味をそそります。

まず、左側の写真から紹介しましょう。
これは 「サムソンの噴水」と言って、1544~1545年にかけて造られたもので、旧約聖書に登場するイスラエルの英雄サムソンがライオンと戦う場面を表しています。世界で最も魅力的な交通障害物_c0076823_13343618.jpg

そして、右側の恐ろしい像は、「子供喰いの噴水」。
像も名前も怖いのですが、その昔 この近くの堀に子供が落ちた事故が起こった事から子供を怯えさせ近づけないために建てられたとされています。


パッと見、誤解されやすい像ですが、子供のためを思って造られたものだったんですね(^ ^)

まぁ、何も子供を頭から食べている像にしなくてもよかったのではないかと思ったのですが、それ程 子供を危険から遠ざけたかったという思いは届いてきました。
その他には、「正義の女神の噴水」 華やかな衣装をまとい、宝石をつけ、目隠しされた女神は先入観でものを見ないという意味をこめたもの や、「アンナ・ザイラーの噴水」「旗手の噴水」「モーゼの噴水」「バグパイプ吹きの噴水」「兵上の噴水」「射撃手の噴水」などがあります。
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